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シモーネ・ペロッタ

シモーネ・ペロッタ

 シモーネ・ペロッタについて書きます。
 この人は、05-06シーズンに誰もが予想のしなかったトップ下で覚醒し、MVP級の活躍を見せてトッティが負傷している間その穴を補いました。
 この人は、本来はセントラル・ミッドフィルダーの選手です。ミラクル・キエーヴォと以前のローマでは“クルソーレ”の役割を、EURO2004のアズーリでは“インテルディトーレ”としても役割を担っていましたが、まさかのトップ下での大活躍。得点能力の高さが大きかったです。
 特に、この人の持ち味である“飛び出しとポジショニングを良さ”がトップ下でのブレイクに至ったと思います。そして、王子のトップ起用もその一因になりますが。ただ単に直線的に飛び出すのではなく斜めに動きながら飛び出したりとバリエーションも豊富です。さらに、運動量が豊富なために守備での貢献も高いということも忘れてはいけません。おとりの動きも上手くいい動きを見せて他の選手のためのスペースを作る動きは見ものです。
 ミラクル・キエーヴォと言われた全員攻撃全員守備をモットーに01-02シーズンにセリエA昇格を果たし、同シーズン5位の成績を残すなど奇跡的な強さを見せたチームで中核を担っていた選手です。そして、その後もキエーヴォでいい活躍を見せてアズーリ召集にまでいたり、EURO2004ではスタメンとして活躍しました。失意のEURO2004後にローマに移籍してきましたが、そのシーズンはチームの不調にこの人も飲まれてしまい絶不調でした。チーム内の分裂や現地サポータのブーイングにより1年で移籍を考えたらしいですが、スパ監督の必死の説得によって残留。05-06シーズンは開始から気合のプレーを見せて不調の続くチームを引っ張っていました。そして、徐々にガッツ溢れるプレーでロマニスタのハートを掴んでいったようです。チームの調子が上がっていく中でのトップ下へのコンバートによって攻撃センスが開花し、アズーリにも見事返り咲く活躍を見せました。今後もずっとローマに残りたいという意思を示しているので、ぜひとも引退まで残って将来はローマフロントとして頑張ってほしいです。